(前略)


一般兵「バン大佐、
 スレイ・プレスティを
 連れて参りました」

バン「うむ、ご苦労」

スレイ「……プロジェクトTD所属、
 スレイ・プレスティです」

バン「バン・バ・チュン大佐だ。
 お前がもたらしたカリオンは、
 シリーズ77の機体だな?」

スレイ「ご存知なのですか?」

バン「うむ、βプロト……。
 そして、αプロトのこともな」

スレイ「……」

スレイ(旧DCの幹部クラスなら、
 プロジェクトTDのことを
 知っていてもおかしくはないが……)
スレイ(DC戦争後に開発された
 βプロトとαプロトを
 知っているということは……)
スレイ(やはり、イスルギ重工側から
 情報が洩れていたようだな)

バン「スレイ・プレスティ、お前が
 ノイエDCに参加する目的は何だ?」

スレイ「北米を占拠した敵異星人を
 掃討することです」

バン「ほう……。
 だが、それならば連邦軍で戦うと言う
 選択肢も選べたであろうが」

スレイ「連中のやり方では
 時間がかかり過ぎます……」
スレイ「私は一刻も早く
 北米を敵異星人の手から
 取り返したいのです」

スレイ(そう、兄様のためにも……)

バン「……いいだろう。
 その志は我らと同じようだ。
 ノイエDCへの参加を認める」
バン「また、機体提供の功績もある……
 略式であるが、少尉に任官する」

スレイ「ありがとうございます」

バン「早速だが、
 やってもらいたいことがある」

スレイ「任務とあらば……」

バン「お前には
 ある部隊と行動を共にし、
 その動きを報告してもらう」

スレイ「……内偵ですか?」

バン「包み隠さず言えばな。
 お前は作戦中に見たものを
 私に報告すればよい」

スレイ「……了解です。
 私が同行するその部隊とは?」

バン「ヴィンデル麾下の
 特殊任務実行部隊だ」


(中略)


ツグミ「……シュミレーション終了。
 リザルトは言うまでもないわね」

アイビス「もう一度……!
 もう一度頼むよ、レオナ!」

レオナ「ええ、望む所よ。
 こちらとしても、高機動戦闘の
 いい訓練になるから」

アイビス「ありがとう。
 ……でも、次は負けないよ!」

ツグミ「それじゃ、もう1セットね」

リュウセイ「あの二人もよく頑張るねえ。
 もう20セットぐらいやってるぜ」

ライ「だが、
 実戦経験の少ないアイビスにとっては
 いいトレーニングになる」

リュウセイ「あいつ、レオナの前にも
 イルム中尉と10セットぐらい
 模擬戦やってたしなあ……」
リュウセイ「タフさにかけちゃ、
 アラド以上かも」

ライ「そのアラドはどこへ行った?」

リュウセイ「ああ、王女さんと一緒に
 カイ少佐の講義を受けてるよ」


(中略)


ハガネ艦内
ツグミ「結局、かなり負け越したわね。
 落ち込んでる?」

アイビス「……見ての通りです……」

レオナ「アイビス、
 模擬戦は所詮模擬戦よ」

アイビス「え……?」

レオナ「確かに日々の訓練は大切……
 でも、腕は実戦の中でこそ
 磨かれていくものだと思うわ」

アイビス「でも、あたし……」

レオナ「……まだ戦うことに
 違和感を感じているの?」

アイビス「ちょっとね……。
 でも、そんなことを言ってられない
 状況だってのもわかってる……」
アイビス「目指す先が
 戦いの向こうにあるのなら、
 あたしは戦うことをためらわない……」

ツグミ(アイビス……
 フィリオと同じことを言うのね……)

レオナ「大事な夢があるのなら、
 今は生き残ることを第一に
 考えた方がよくてよ」

アイビス「生き残ること……」

レオナ「ええ。
 プロジェクトTDであなたの
 やるべきことが残されているなら」

アイビス「……そうだよね……。
 負けたって生きていれば、
 何度でも挑戦できる……」
アイビス「やろうっていう
 意思があれば、いつか何だって
 出来るよね……」

レオナ「それはあなた次第よ」

アイビス「ありがとう、レオナ。
 ……またシュミレーターで
 相手してくれるかな……?」

レオナ「ええ、喜んで」


ハガネ艦橋
カイ「……アイビスはプロジェクトTDで
 受けたアストロノーツ訓練が
 大きな礎となっているようです」
カイ「また、シャイン王女も
 いい筋をしておられます」

ダイテツ「そうか。アラドの方は?」

カイ「見所はあるんですが……
 まだそれを生かし切れていません」

イルム「やっぱり、別のスタイルってのが
 よくないんですかね」

ヴィレッタ「そうね……。
 彼の場合はコンビネーション戦闘の
 訓練を受けていたようだから」

イルム「パートナーがいてこそ
 真価を発揮するってことか……」

ヴィレッタ「おそらく、ラドム博士は
 そのことを踏まえて彼をビルガーの
 パイロットに選んだのでしょうね」

カイ「ま、肝っ玉は座っとるんだ。
 これからガンガン鍛えてやるさ」


(中略)


ダイテツ「カイ少佐、
 足の速い機体に11時方向の
 敵を追撃させろ」

カイ「了解。
 では、アイビスに行かせます」


第21話 彗星、遥か遠く


量産型W「……まもなく
 目標が戦闘エリア内に侵入」

エキドナ「単独でか?」

量産型W「他に艦影は見当たらない」

エキドナ「予定通りだな。
 スレイ・プレスティ少尉の
 カリオンは?」

量産型W「こちらからの命令通り、
 後方警戒任務に就いている」

エキドナ「意外に素直だな。
 やはり、バン大佐の命令で
 こちらの動きを調べる気か」

量産型W「必要ならば、処置を」

エキドナ「放っておけ。
 知られて困る任務ではない」
エキドナ「では、
 突入班は直ちに出撃準備を」

量産型W「了解」

エキドナ「フェイズ3に移行する。
 艦回頭180度」


(中略)


量産型W「W16、こちらへ
 接近してくる機体を感知した」

エキドナ「……来たか」

(アステリオン登場)

アイビス「!シ、シロガネが!!」

エキドナ「あの機体は……」

アイビス「まさか、あいつら……
 シロガネを持って行く気!?」

エキドナ「間違いない、
 プロジェクトTDの試作機か」

アイビス「このままじゃ、まずい……。
 何とかしなきゃ……!」

(警報)

アイビス「!こ、この反応は!?」

(スレイ登場)

スレイ「……やはり、
 アステリオンか!」

アイビス「スレイ!スレイなの!?」

スレイ「アイビス……!」

アイビス「スレイ……
 戻ってきてくれたんだね……」

スレイ「………」

アイビス「状況は見ての通りよ!
 シロガネを奴らの手から救うのに
 手を貸してよ!」

スレイ「……お前がアステリオンに
 乗っているということは、ツグミも
 お前を認めたということか……」

アイビス「スレイ……?」

スレイ「忘れたか、流星!
 次に会う時は敵同士だと言ったのを!」

アイビス「!」

スレイ「今の私はノイエDCの
 スレイ・プレスティ少尉……
 お前の敵だ!」

アイビス「どういうことよ、スレイ!?
 ノ、ノイエDCって……
 なに考えているのよ!?」

エキドナ「……スレイ少尉、お前の任務は
 後方の警戒任務だったはずだが?」

スレイ「邪魔者は私が引き受ける。
 そちらはそちらの任務を遂行しろ」

エキドナ(命令に反しても
 決着をつけたい相手と言うことか。
 ……こちらの時間が稼げるな)

エキドナ「いいだろう」

アイビス「スレイ……あんた!」

スレイ「……」

量産型W「……主要ブロックの制圧、
 及び操艦方法の学習完了」

エキドナ「よし、
 お前達はシロガネで後退しろ」

量産型W「了解」

(シロガネ離脱)

アイビス「ああ!シロガネが!」

スレイ「他人の心配をするより、
 自分のことを考えるのだな」

アイビス「!」

スレイ「お前がアステリオンに
 乗るのなら、私はお前を
 コックピットから引きずり降ろす!」

アイビス「スレイ……。
 フィリオは……戦いが続くことに
 ずっと心を痛めていた……」

スレイ「……」

アイビス「でも、あの人は
 それを終わらすためにシリーズ77の
 戦線投入を決意した……」
アイビス「自分の心を
 押し隠して……!」

スレイ「…………」

アイビス「なのに、どうしてあんたは
 自ら戦いを広げようとするのよ!?」
アイビス「あんた、
 本当に宇宙を飛ぶ気があるの!?」

スレイ「黙れ!宇宙々々と……
 お前はそれしか頭にないのか!?」

アイビス「それがあたし達の
 プロジェクトTDじゃないの!」

スレイ「やはり、
 お前とは相容れないようだ……」

アイビス「スレイ!!」

スレイ「見せてもらうぞ、アイビス!
 お前がアステリオンに相応しいか
 どうかを!」


スレイと戦闘前:
スレイ「アイビス!どんな手段を
 使って兄様をたぶらかした!?」
アイビス「た、たぶらかしたって、
 何のこと!?」
スレイ「とぼけるな!
 その白銀の機体が何よりの証拠!」
スレイ「私はお前を許さない!
 私の誇りに賭けて、お前の全存在を
 否定してやる!!」


☆スレイから一定ダメージ後
アイビス「駄目だ……!
 スレイを振り切れない!!」

スレイ「無様だな、アイビス!
 お前ではアステリオンは
 使いこなせまい!」
スレイ「やはり、その機体は
 緋色に塗られるべきだったのだ!」
(以下ダメージを与えた場合と同じ)

☆スレイに一定ダメージ後
スレイ(アイビスの腕が
 上がっているだと……!?
 ツグミのコーチによるものか……!)

アイビス「スレイ、
 まだ遅くはない……。
 あたしと帰ろうよ……」
アイビス「そして、
 一緒に星の海へ……」

スレイ「何が星の海だ!
 お前に私の気持ちがわかってたまるか!」
スレイ「その機体は
 やはり緋色に塗られるべきだったのだ!」

アイビス「スレイ……!
 あんた、まさか……
 それを気にして……!?」

スレイ「黙れ、アイビス!
 お前は流星……そして、私は
 お前を敗北の闇に落とす彗星だ!!」

アイビス「そこまで言うなら
 見せてやる……!」
アイビス「あたしだって
 アステリオンと一緒に
 成長しているんだっ!!」


イベント戦闘固定台詞:
アイビス「スレイ!
 もう今までのあたしじゃない…!
アイビス「マニューバーRaMVs!
 スレイ、行くよ!」
アイビス「アステリオンならやれる!
 相手がスレイだろうと!」
アイビス「軌道を見切って…
 突っ込む!!」
スレイ「それがどうした!」
スレイ「お前の攻撃など
 全て見切っている!」
スレイ「マニューバRaMVsだろうと
 同じことだ!!」
アイビス「だ、駄目だ…!
 スレイのスピードが追えない!」


アイビス「そ、そんな!
 RaMVsが通用しないなんて!」

スレイ「RaM系の
 マニューバーが出来たからと言って
 調子に乗るな……!」
スレイ「私にお前ごときの
 テクニックが通用するものか!」

アイビス「く……!」

スレイ「悔しければ、
 スペシャルレベルのマニューバーでも
 やってみせるのだな!」

エキドナ「……勝負はついたようだな。
 少尉、直ちにそいつを撃墜しろ」

スレイ「そ、それは……!」

エキドナ「どうした?
 あの女はお前の敵ではないのか?」

スレイ「…………」

エキドナ「まあいい。
 追っ手が来たようだからな」

(味方増援)

スレイ「ハガネか……!」

ツグミ「カリオン01……!
 スレイ、あなたなのね!?」

スレイ「……」

レオナ「スレイ・プレスティ……
 あなたとこんな形で再会するとはね」

スレイ「レオナ……
 レオナ・ガーシュタインか」

レオナ「……元の鞘に
 収まったということかしら?」

スレイ「そうだ。お前と違ってな」

レオナ「でも、収まる所を
 間違えているのではなくて?」

スレイ「……!」

タツヤ「エイタ、
 シロガネの反応は!?」

エイタ「レーダー圏内から
 離脱しつつあります!」

テツヤ「な、何っ!?」

ダイテツ「追跡を続けろ!
 見失ってはならん!」

エイタ「りょ、了解!」

カイ「まさか、
 連中の目的がシロガネの撃沈ではなく、
 だ捕だったとはな」

イルム「リクセント奪還に対する
 意趣返しだとでも?」

カイ「スペースノア級は
 連邦軍のフラッグシップだからな。
 あり得る話だ」

レオナ「こちらの士気低下と
 使い勝手のいい戦闘母艦の入手……
 一石二鳥というわけですね」

ライ「そのためにわざと小戦力で
 シロガネを誘き出したか……」

レオナ「ええ、リー中佐は
 それに乗せられてしまったのよ。
 ……そして、私達もね」

エキドナ「ここでハガネの足を止める。
 全機、攻撃を開始せよ」

ツグミ「アイビス、応答して!
 無事なの!?」

アイビス「な、何とか……」

エキドナ「スレイ少尉、お前は下がれ」

スレイ「何を言う、エキドナ!
 私はまだ戦えるぞ!」

エキドナ「トドメをためらうようでは
 無理だな」

スレイ「貴様……!」

エキドナ「お前は直ちに
 シロガネを追尾し、護衛しろ。
 それで先程の命令違反を不問にする」

スレイ「……了解した……」

アイビス「ま、待ってよ、スレイ!」

スレイ「アイビス、
 今日のところは見逃してやる」
スレイ「だが、私はお前を許さない。
 お前が飛び続けるのなら、必ず闇へ
 消えていく流星にしてやる……!」
スレイ「この私の手でな!」

(スレイ戦域離脱)

アイビス「スレイ……!」

エイタ「艦長!
 敵機がこちらへ向かってきます!」

ダイテツ「突破してシロガネを追跡する!
 各機、攻撃開始!」


(中略)


バン「そうか、シロガネをな。
 ともかく、任務ご苦労だった……
 スレイ・プレスティ少尉」

スレイ「はっ」

バン「それで、以降の処遇だが……」

スレイ「……バン大佐、僭越ながら
 自分の希望を述べさせていただいても
 よろしいでしょうか」

バン「何だ?」

スレイ「ノイエDCが
 北米のインスペクターを討つ時が
 来たら……」

スレイ「是非、
 自分をその攻撃部隊にお加え下さい。
 それも……最前線の」

バン「良かろう……覚えておく」

スレイ「ありがとうございます」
スレイ「……」

スレイ(待っていて下さい、兄様……。
 兄様は必ず私が助け出します……)
スレイ(そのためなら私は……
 汚名にも耐え、どんな手段も
 辞さないつもりです……)
スレイ(だから……
 あと少し……あと少しだけ
 待っていて下さい……)


ハガネ艦橋
エイタ「……艦長、
 アステリオンが帰艦しました」
エイタ「これで捜索に出た機体が
 全て戻ってきたことになります」

ダイテツ「……結果は?」

エイタ「シロガネ……そして、カリオンを
 発見することは出来なかったそうです」

ダイテツ「そうか……」

テツヤ「……」

ダイテツ「これ以上、
 敵の勢力圏近くに止まるのは危険だ。
 一度本艦は後退する」

テツヤ「は、はい……」

テツヤ「……」

テツヤ(リー……死ぬなよ……)


ハガネ艦内
ツグミ「また落ち込んでるの?」

アイビス「……見ての通りです……」

ツグミ「ほらほら……顔を上げて。
 あなたのためにトレーニングメニューを
 作ってみたのよ」

アイビス「え……?
 タカクラチーフがですか?」

ツグミ「実はね……
 TDの時からトレーニングメニューは
 フィリオと私が作っていたのよ」

アイビス「知らなかった……。
 チーフはシステムエンジニアだと
 思ってたから……」

ツグミ「私だってTDに参加した以上、
 宇宙飛行士としての基礎過程は
 クリアしたわよ」
ツグミ「もっとも、私の専攻は
 ナビゲーターだったから……
 あなた達とは別コースだったけどね」
ツグミ「でも、実技はともかく
 理論とコーチングは自信あるわよ」

アイビス「そうだったんですか……。
 まさか、チーフがあたし達の
 教官だったなんて……」

ツグミ「このメニューは
 あなたが出撃した際のバトルデータを
 分析して作ったものだから……」
ツグミ「TDの時よりも
 より実践的で、よりあなた個人に
 即したものになっているわ」

アイビス「じゃあ、あたし……
 強くなれるんですか?」

ツグミ「それはあなた次第ね」

アイビス「あたし、やります!
 強くなれるんなら何だって!」

ツグミ「……何でも?」

アイビス「はい!」

ツグミ「じゃあ、
 一つだけお願いがあるんだけど」

アイビス「あ……あの……
 もしかして、服のことですか……?」

ツグミ「え……?」

アイビス「チーフの趣味は……
 女の子にフリフリの格好を
 させることだって聞いたことが……」

ツグミ「……間違ってはいないけど、
 私だって着せる相手は選ぶわよ。
 似合う似合わないを考えてね」

アイビス「嬉しいような……
 悲しいような……」

ツグミ「心配しないの、アイビス。
 あなたは確かに落ち込みやすくて
 緊張に弱くて、口下手で……」
ツグミ「人見知りで、世間知らずで
 照れ屋で、堅物で、子供っぽくて
 凹凸少なめのスタイルで………」

アイビス「え……ええ……!?」

ツグミ「でも、誰にも負けないものを
 持っているわ」

アイビス「それって……?」

ツグミ「ナイショよ。
 ……それよりも私のお願い……」
ツグミ「今日から、
 私のことはツグミって呼んで」

アイビス「え……!?」

ツグミ「今までは
 システム開発チームのチーフと
 テストパイロットだけど……」
ツグミ「フィリオとスレイが
 帰ってくるまでは、私達二人が
 プロジェクトTD……」
ツグミ「私達はお互いを
 パートナーと認め合い、助け合って
 頑張っていかなくちゃ」

アイビス「タカクラチーフ……」

ツグミ「そうじゃないでしょ?」

アイビス「は、はい……ツグミ……!」

ツグミ「ちょっと堅いけど、
 まあ良しとしましょう。
 改めてよろしくね、アイビス」

アイビス「こっちこそ……ツグミ」

ツグミ「……」

ツグミ「アイビス……宇宙を飛びたい?」

アイビス「もちろん!」

ツグミ「失敗した時は……?」

アイビス「何度でも挑戦する……。
 決してあきらめずに……!」

ツグミ「その気持ちを忘れないでね。
 あなたはきっと強くなるわ」

アイビス「了解!」

ツグミ(フィリオ……私にも
 少しずつだけどわかってきたわ。
 あなたがアイビスを選んだわけが……)
ツグミ(私はあなたを待ちます……。
 アイビスと二人で少しずつ夢を
 育てながら……)